毒親 親子 問題 影宮竜也 親子療法

第7回「なぜ、人生がうまくいかないのか」

『なぜ、生き辛さを感じるのか』

『人生がうまくいかないのはなぜか』

 

実生活において、なぜだか分からないけれど生きていることが辛くて仕方がない、何をやってもうまくいかないモードに入る時があります。

 

このサイクルから抜け出すには、徹底した自己分析、客観的視点、そして第三者のサポートが必要でした。

 

人は皆、ひとりで生きているというけれど、殻を破りまったく新しい人生を始めるには、膨大なエネルギーを要し、乗り越えるには一人ではなかなか難しい。

 

そういう、もう先が見えないほど人生に行き詰っている時は、一人ぼっちになっている状況だったりします。

 

それは、考えれば当たり前のことで、新しい世界で生きようとすれば、新しい人達との出会いが生まれることを知りました。

 

 

人生がなんだかうまくいかない自分の不具合さの原因を追究すると、確かに生まれ育った環境や親のタイプ、親や身近な大人にされたことが思い出されます。

 

毒になる親のせいだったと、思い始めます。

 

そして、原因に気付いたから、じゃあこれからどう生きていくか。

 

ここが、人生を変えるのに、生き方を変えるのに肝心なところではないかと思います。

 

自分が親との決着をつける、踏ん切りをつけるという意味で、一度親と対峙する。

 

でも、そこに『気持ちを訴えれば、親は理解を示してくれるだろう』という期待は持たない。

 

どんな親であっても、親は親の人生があり、考え方がある。

自分自身が自分の人生、正しいと感じる考え方が生まれたように。

 

親から理解されなくても、悲しまないこと。

自分は誰からも必要とされていない、価値の無い人間だなんて思わないこと。

 

自分ひとりでも生きていく覚悟が出来て、初めて呼吸が出来たようなすっきりする人生を歩み始めると、そんな自分でオッケーだと言ってくれる人達がそのうち集まってくれる。

 

器塾で分析を日々している中で、指摘されたことが3点ありました。

それは、成功禁止令、共依存、承認欲求。

 

全部、両親なりの愛の形だったと後に気付くのですが、私にとっては人生を歩むのに余計なブレーキになっていました。

 

そして、いつからか自分は望んでいないのに、それを受け入れてしまっていたのです。

 

私の場合は、親に認めて欲しいばかりに。

 

自分で、実は望んでいないという自分の内なる声に耳を塞ぎ、大人しく生きていれば認めてくれるだろうと思っていました。

 

それは自然ではないから、結局そのうち不都合が生まれてしまう。違和感が生まれてしまう。

 

そんなことにも気付かなければ、もやもやとしたままではあるけれど一般的に普通と言われる暮らしを送り続けていたかもしれません。

 

でも、気付いたのであれば、もう先に進むしかない!

 

→第8回「麻痺した怒りを感じるために」

→解毒ジャーナル目次

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