毒親 親子 問題 影宮竜也 親子療法

第4回「器塾と出会ったきっかけ」

こんにちは!おーくらです。

解毒ジャーナル第4回は、おーくらの器塾との出会いについてお話ししようと思います。

 

器塾と出会ったのは、あるきっかけで影宮さんと知り合ってからでした。

 

●人生にけつまづいた時

その時、おーくらはあることで悩んでいました。

作品を創る側の人間として、大きく行き詰まっていました。

 

自分はなぜ絵を表現手段にしたのか。

 

作品を通していったい何を人に伝えたいのか。

 

何を描きたいのか。

 

それが見出せないのになぜ、

作品を創ろうとすることに固執してしまうのか。

 

・・・才能ないんじゃないか?

 

などなど、実に悶々として過ごしておりました。

 

大人になってからイラストや漫画のお仕事はいただいていましたが、数年して行き詰まりを感じ、上のような状態になりました。

 

それなりに作品を出していたのですが、どうも作品にしっくりこないのです。毒にも薬にもならない作品を作り続けたってどうするのかと。

 

人生に大きくけつまづいた時期でした。

 

人生につまづき、トラブルが起こった時の原因は何か?

それは、自分自身の何かが原因を作っているのではないかと感じ始めていました。ただ、それがよくわからない。

 

それを影宮さんにご相談したところ、「器の法則」についてお話しを聞いて、なるほどと腑に落ちることがたくさんでした。

 

そこで、ちょっと分析をしてみましょうかということになったのでした。

●自己分析…その結果

その頃はまだ棘カードなるものが完成する前で、後におーくらがイラストを担当させてもらえることになるのですが、器の法則理論で影宮さんにお話しを聞いてもらいながら進めていきました。

 

「”自分の心”を”器”とした時、その中身は何で満ちていると思います?」

 

と、ふと影宮さんから尋ねられ、答えることができませんでした。

 

「人は生まれた時、赤ちゃんの頃は純粋無垢でしょう。

複雑な感情表現はまだ知らず、お腹が空いた、オムツが気持ち悪い…最初に訴えられるのはこのくらいです。

 

そこに、親をはじめとする周囲の大人が赤ちゃんに関わっていくことで刺激を受け、その赤ちゃんは

『この(笑った)顔にするとこの人達が喜んでくれる、嬉しいな』

『こうすると、叱られるのだな、今度はやめよう』

と、周囲の反応をじっと観察しながら生きる為に学んでいくわけです。

 

もともと、まっさらの状態から、親の反応、態度を真似て成長する…つまり、親自身の習性があなたに注がれていると言えます。

 

ということは・・・?

人とは、親の要素を受け継いでいくのだと思いませんか?

その”子”には、良くも悪くも親の性質そのものがインストールされているのだと。」

 

確かに、そうかもしれない。性格のここは母に似ている、ここは父に似ている、と両親から指摘されたことがありました。

 

親の考え方を参考に、特に子ども時代は生きていました。

 

試作段階の棘カードを使って影宮さんに現在の行き詰まりから抜け出す為の分析をしてもらうと、出てきたカードに胸がドキリとしました。

 

「カードを通して、おーくらさんに出てくるのは…

”支配” ”否定” ”干渉”…親御さんからの抑圧が強かったという記憶はありませんか…」

 

という影宮さんの指摘にまたギクリ…

 

おーくらの両親は、自分の腕で生計を立てることがいかに難しいかということでずっと良い顔をしませんでした。仕事がそこそこ貰えるようになっても、まだ認めてもらえないような様子でした。

 

自分でも、一般企業に勤めずフリーで仕事をしていく不安定さや難しさは分かっているつもりです。ただ、それでもせめて両親には応援してもらいたかった。「まぁ、お前なりに頑張ってみなさい」とだけでも言って欲しかった。

 

そんな記憶が甦り、涙が自然とこぼれて抑えることができなくなりました。

 

なんとか前に進みたい。

そのために影宮さんの教えてくれたことは、まず自分の過去、あらゆる記憶、その時の気持ち…を辿って洗い出すことでした。

 

→第5回「過去の記憶をたどり、洗い出す」

→解毒ジャーナル目次

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