毒親 親子 問題 影宮竜也 親子療法

心理ブレーキが人生を生き辛くする

心理ブレーキが人生を生き辛くする

 

親子問題を抱えている人の多くに見られる問題の一つが、

 

「心理ブレーキ」

 

です。

 

心理ブレーキとは、

 

「メンタルブロック、禁止令、心のブレーキ」

 

と一般的に呼ばれもので、

 

・○○してはいけない

・自分は○○できない

・○○になれるはずがない

・○○できるわけがない

・自分には○○は無理だ

 

無意識的に自身の行動や思考に抑制や抑止が働く心理の働きを指します。

 

この心理ブレーキが強い人の特徴として、

 

・常にマイナス思考

・(できない、無理)自己否定的なシュミレーションを繰り返す

・不安を常に抱えている

・重症化すると強迫症やウツ病など心の病を発症する

・不幸になる選択を繰り返す

・他者に対して疑心暗鬼を常に抱えてしまう

・妬みや嫉妬を心の奥ぞこに溜め込む

・近親者(配偶者・子供)を感情のはけ口にしてしまう

 

このように様々な性格的な問題を抱える人が多く、対人関係でも問題を抱えてしまうために年を重ねれば重ねるほど孤独感が強まり、負の感情が増大して寂しい晩年を送る人も珍しくありません。

*実は毒親と呼ばれる親の共通する特徴とも言えます。

 

カウンセリングの現場でも、この心理ブレーキの強い方は非常に改善が難しく、親子問題から解放されるまでに長い時間を費やす傾向にあります。

 

では、どうしてこのような心理ブレーキを人は身につけてしまうのでしょうか?

 

実は私自身、これまでたくさんの親子問題を抱える相談者との対話の中で、心理ブレーキが強い人のある興味深い共通点を見つけ出すことができました。

 

それは、

 

「心理ブレーキ強い人の親も強固な心理ブレーキを抱えている」

 

という事実です。

 

相談者の親子関係についてインタビューをすると、

 

「あなたにできるはずがない」

「そんなことは絶対無理」

「うまく行くはずがない」

「どうせ駄目に決まっている」

 

このように、何らかの行動をしょうとすると(常に親に否定された)経験があると、相談者の皆さんが口を揃えて言います。

 

心理ブレーキが強い親の特徴

 

・常に子供の言動に否定的な返事をする

・不安ばかりを口にする

・できない理由ばかりを考え、次から次へとマイナスのシュミレーションをする

・子供のやる気や意欲を削いでしまう言動が多い

・自分が経験したことのないことを異常に恐れる

・人の良いところよりも悪いところばかり探す

・コンプレックスを抱えている

・肯定することが少なく、否定することが多い

・他者を否定(けなす)する時だけ饒舌になる

 

このような親に育てられた子供は高い確率で、自己肯定感を持つことができず、常に親と同じように心にストッパーがかかり、

 

・物事がうまく行くイメージが浮かばない

・失敗するイメージばかりが思い浮かぶ

・幸せになるイメージができない

・好奇心が湧き上がっても、すぐにできない理由が湧き上がり行動に移すことができない

・自分以外の誰かが許可してくれないと行動に移せない

・責任を持つことに強い拒否反応があるため指示があるまで動けない

・何をやるにしても意欲的に取り組むことができない

 

その結果、次のような問題を抱えるようになります。

 

・イジメに遭いやすい

・仕事で認められない

・夫婦仲が冷え込む

・子供が非行や引きこもりなどの問題を抱える

・心理ブロックの強い子どもを育ててしまう

・信頼を前提にした人間関係を築けない

・何をやってもうまくいかない

・不安ばかりを考えるので心の病を患いやすい

・夫や子供が離れて孤独な老後を送る

・お金の不安をいつも抱えてしまう

 

心理ブロックは抱え続ければ続けるほど、その力はより強固となり、最終的にはその力に飲まれて、生きる気力や意欲を根こそぎ奪ってしまうこともあります。

 

「心理ブロックから解放されるにはどうすれば良いの?」

 

世間で言われている心理ブロックの解除方法として、

 

・常に自身を肯定する習慣を身に付ける。(紙に書くなど)

・否定の言葉がでてきたら打ち消す癖を身に付ける

・常に肯定的なイメージを持つように心がける

・肯定してくれる人とできるだけ関わるようにする

 

などの方法がありますが、実はこのどれもが逆に心理ブレーキを強化することにつながることもあり、私はお勧めしません。

 

「潜在意識に刻まれた強固なビリーフ(信念)は、顕在意識からの働きかけで書き変えることはできません」

 

強固に刻まれた心理ブレーキを解除することは自力では難しく、無意識の世界の理解なしではそう簡単に解除できるものではありません。

 

心理ブレーキを解除するために必要なことは、

 

・心理ブレーキの正体を知る

・心理ブレーキの正体に対して怒りをぶつける

・思い込みであることを理解する

・依存心があることに気づく

・過去の悪習慣に気づく

・日々の生活を通じて修正を繰り返す

 

などのプロセスを通じて、丁寧に心理ブロックを自身の思考の中から削除していく作業が必要になります。

 

5月の東京勉強会では心理ブロックの削除の方法及びプロセスについて詳しくお話をさせて頂きますので、次のような方はぜひ受講をお勧めいたします。

 

・常に失敗するイメージが湧き上がる

・積極的に生きることがわからない

・不安にいつも押しつぶされてしまう

・頭の中にいつも否定の言葉ばかり浮かんでしまう

・自分の思ったことがいつも言えない

・常に他人の顔色を伺う

・自分よりも他者をいつも優先してしまう

・心理ブロックを子供に受け継がしたくない

・気持ちよく毎日を過ごしたい

・経済的に豊かになりたい

 

(お席に限りがありますので、お早めにお申込みください!)

 

5月の東京勉強会 心理ブレーキの解除とそのプロセス

詳細はこちら

 

・費用がかかるけど、本当にうまく行くの?

・知らない人の中に入るのが怖い

・こんな勉強会に今まで参加したことがないから不安

・怪しい勉強会じゃないの?

 

実はこれらの不安も心理ブレーキが原因となっていることにあなたは気づいていますか?

心理ブレーキを解除するきっかけは、

 

「今までとは違う行動を取ることが大きなきっかけとなる」

 

ことを忘れないでくださいね。

*今までと同じ行動は今までと同じ人生を作り出すだけです。

人生を変えるには行動をまず変えましょう。

結果は行動の先に必ず付いてきます。

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