私のカウンセリングプログラムについて(2)
私のカウンセリングプログラムについて(2)
私のカウンセリングは、
「相談者の抱える心の問題の発生要因を明確にして、問題そのものを根本から消していく」
ことに重点を置いています。
その為には、
「個人の抱える問題を個人だけでなく家族にまで範囲を広げ、当事者の抱える問題の本質を読み解き、当事者の抱える心の問題を明確にしながら修正を行う」
ことが必要になります。
カウセリングのプロセスについて
1 相談者の自覚している問題をまずは明確にする
2 相談者の抱える問題の発生要因を家族との関係を通じて探る
3 養育者との関係で抱えた様々な感情を明確にする
4 抑圧された感情を外に吐き出し受け止める
5 内在する養育者と自己の分離
6 養育者を通じて自己の認知の歪みを明確にする(投影)
7 認知の歪みを日々の生活を通じて矯正する
8 人生の再構築
おおまかに上記のプロセスを通じて、相談者の抱える心の問題の解消を行っていきます。
「心の問題を解決することって、そんなに簡単ではないんだ」
と思う方もいるかもしれませんね。
*今の時代は対処療法的な解決を目的としたカウンセリング理論が流行していますが、このカウンセリング理論では本当の意味での問題の解決及び解消はできません。従って一時的に気持ちが楽になることはあっても、問題を作り出す思考の要因にまで踏み込んでいないために、いずれまた同じ問題で苦しみを抱えることが続きます。
「面倒なことは嫌。すぐに楽になりたい」
「面倒くさいことはしたくない。もっと簡単な方法はないの?」
「今すぐ苦しみから逃れたいの。早く楽になる方法を教えて」
こういう方は少なくありません。
でもこういう方に気づいて欲しいことがあります。
「それってあなたが嫌う毒親の思考じゃありませんか?」
という事実にです。
毒親と呼ばれる人の特徴として、
・思考が短略的
・苦痛から楽して逃れることばかり考えている
・他者に問題を転嫁して他者が自分の都合の良いように変わることを望む
・不平不満を言うだけで問題について考えない
・面倒なことをいつも避けてきたので薄っぺらい
・自分以外に救いを求めるばかりで自身に降りかかる問題から目を背ける
・物事が思い通りにならないのは自分の力が足りないことを理解できない
・他者に向けての原因追求ばかりで自己に対する原因追求はしない
・自己の抱える苦悩を解消することができるのは自分だけであることを理解できない
などが挙げられると思います。
つまり毒親から自由になるためには、
「毒親的な思考を自身の思考の中から取り除く」
ことが重要になります。
私のカウンセリングは目先の問題解決だけではなく、
・自信や自己肯定感を養う
・困難や苦難を通じて自律への道を見つけ出す
・毒親とは違う人生を手に入れる
・様々な思い込みや囚われから解放される
ことも考えて作られたオリジナルプログラムです。
私が尊敬している方の言葉で、
「自身の人生で代償を払うことを惜しむ人間は人生を変えることはできない」
という言葉があります。
これを毒親に向けると、
「自身の人生で代償を払わずに子供に払わせようとする人が毒親」
とも言えるのではないでしょうか。
*実は親子問題で必ず語られる(世代間連鎖)の正体がこの言葉にあります。
話が逸れましたが、
「自分の問題は自分の人生で片付ける」
その当たり前のことを私はカウンセリングを通じてお伝えさせて頂いています。
「お金を払うんだから、私を心地よくして。面倒なことは嫌い」
「気軽に払える値段そして短時間で問題を解決したいの」
「理屈はどうでも良いのよ。楽になる方法だけ教えてくれれば」
このような毒親的な思考の人には私のカウンセリングは向かないでしょう。
*当たり前です。私は毒親が大嫌いだから毒親のような思考の人のためには何も出来ません。あくまでも毒親を本当に否定し、毒親という人間になりたくない人に向けてのプログラムです。
少々厳しく思う方もいるかもしれませんが、これも(楽になるために必要なこと)と考えて、最初は気軽な気持ちで取り組んで頂ければと思います。真剣に取り組めば取り組むほど得るものもたくさんあるはずです。
・お子さんがいる親御さんはお子さんのために
・毒親に苦しめられたことによる怒りや憎しみを人生を変える糧に
・毒親と同じ人生を歩まないために
・自分の人生を意味のあるものにするために
私と一緒に頑張ってみませんか。
頑張る人には私も真剣に向き合いますよ。
*少なくとも毒親と同じ人生を歩まずに済みます!
