毒親 親子 問題 影宮竜也 親子療法

心無い他人の言葉に傷つかなくても良い

 

心無い他人の言葉に傷つかなくても良い

『心無い他人の言葉は気にしなくて良いんですよ』

私は本当にそう思います。

「親子なんだから分かり合える」

「毒親ってひどくない?」

「もっとひどい虐待をされている子供もいるのに、

 甘えているだけじゃない」

このように、

何もかも知っているかのような顔をして正論をかざす人とは、

付き合う必要も無いんですよ。

このような人達は、

『心を通じての対話ができない人達です』

足が折れている人に、

「頑張れ、折れても我慢すれば走れるよ」

高熱でふらふらしている人に、

「熱なんて我慢していれば下がる!頑張れ」

と言っているような人達に、

心の奥底に眠る激しい感情の理解を求めても無駄です。

『毒親』

確かに親に向ける言葉としては、

最上級の悪い言葉だと言えるでしょう。

ただ言えることは、

「子供に毒親と呼ばれるようなことをしたから言われるのです。

毒親と呼ばれる要因が無ければ、

子供はけっして自分の親を毒親と呼ぶことはありません」

子供の、

心や体を痛めつけ、

罵り、好きなようにコントロールをするから毒親と呼ばれるのです。

毒親と呼ばれるにはちゃんとした理由があることを忘れてはなりません。

『言葉は心を盛る器』

毒親という言葉の中には、

『子供が親から当たり前に得ることのできなかった怒り』

が盛られているのです。

その怒りを正直に受け止めて自覚することに何が問題なのでしょうか?

『自分の親は親としての役割を理解せずに親をやっていた』

このことを自覚した人が『毒親』という言葉に共鳴しただけです。

感性の鈍い人ほど、

『世間の常識や価値観を苦しんでいる人に押し付けて、

 さらに追い込みます』

苦しんでいる人の姿をきちんと見ることなく、

独りよがりな価値観で自身を正当化してまともな人間の振りをします。

『親子は分かり合える』

それができる人はそうすれば良いだろうし、

それができない人もそれはそれで良いのです。

『自分の身を守るために行動して何が悪い!』

親だろうが親戚だろうがなんだろうが関係ありません。

人生の邪魔になるものは排除するのが当たり前の人としての行為なのです。

『育ててもらった恩を忘れるなんてひどい人間』

大丈夫です。

そんな言葉に縛られる必要もありません。

『親から大切に育ててもらった子供は、 

 恩なんて意識しなくても親を自然に大切にします』

親に大切にされなかったことで、

怒っている人達の正直な心を私は支持します。

その感情も正直な気持ちですからね。

もうくだらないことで悩まないこと!

「他人と比較しなくても、

あなたが親に苦しめられて心を痛めたのであれば、

それはあなたにとって良いことではありません。

親の役割は、子供に健全な精神と肉体を持たせたまま自立させることです。

それができなかった親は言い訳してはなりません」

私も親としてきちんと役割を全うしている訳ではありません。

その事実を少なくとも受け止めています。

だから、『親としてどのように在るべきか?』を常に自分に投げかけています。

『親としてどう在るべきか?』

『自分は誠実な人間なのか?』

『卑怯そして弱虫とは何か?』

『自身の歪みを子供達に引き継がさない為には?』

『私は本当に大人なのか?』

毎日、毎日自問自答を繰り返す日々です。

そんな未成熟な私も毒親なのかもしれません。

それは子供にしかわかりませんからね。

私が毒親かどうかは、『子供が成人した』時にはっきりするでしょう。

 

ただ一つはっきり言えることは、

 

 

『毒親と子供から言われたら、

 

素直に自分の至らなさを謝罪する覚悟はあります』

 

至らない親が唯一できることです。

 

 

それが理不尽なことであっても、

 

子供の苦しみや痛みを受け止めることができるのは親しかいません。

 

このサイトをごらんの皆様だけは、

 

『毒親』にならないように心掛けてくださいね。

 

毒親に苦しめられた人は解毒をきちんとしない限り、

 

必ず子供たちに負を渡すことになりますからね。

 

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